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2018日経新春杯レース回顧

日経新春杯は6歳にして初重賞挑戦だったパフォーマプロミスが勝利しました。

ステイゴールド産駒の明け6歳馬であるパフォーマプロミス。デビュー戦がスーパー未勝利とかなり遅く、それ以降も順調に使い込めなかったため、まだキャリアは13戦。まだまだ上積みが見込めそうで、今年のG1戦線に楽しみな存在になりそうです。

そして、鞍上のミルコ・デムーロ騎手はこの日6勝。前日土曜日は人気馬をとばしまくりましたが、日曜日は1番人気はパフォーマプロミスだけだったのにも関わらず大爆発。

パフォーマプロミスの1番人気も、10レースまでで5勝をあげていたミルコ騎手の勢いがあってのものでしたので、この日の京都はまさにデムーロデイでした。

レースラップ

12.9-11.4-11.7-13.0-13.0-12.6-12.3-12.5-12.3-11.6-11.4-11.6
(62.0-24.9-59.4=2:26.3)

最速地点 最高速度 失速度合
L2 高速 超持続

前半が遅いのは想定通りでしたが、それ以上に動き出しが遅いレースとなってしまいました。

ロードヴァンドール・横山典弘騎手が淡々とスローで刻み、坂の下りでもまだ12秒台。ここまで遅いと、前走強気で乗ったガンコも動く必要がありませんし、常に動き出しの意識が早めのデムーロ騎手もスタートからロードヴァンドールの直後という絶好位をキープしているのだから、動くはずがありません。

結局直線だけの勝負のような形になり、前に行った3頭が後続を突き放して上がり順位も1~3位。これでは後続はなすすべもありません。

後ろからいった馬の上がりが遅かったのは、実力もありますし、外に流れていった馬が多く距離損が大きかったこともあるでしょう。




予想結果

馬名 結果
ロードヴァンドール 4番人気2着
ミッキーロケット 2番人気4着

日経新春杯の予想記事はこちら

ロードヴァンドールの単勝が中心の馬券だったので、何とか残してほしかったのですが・・・。

デムーロ旋風の前ではあのスローでも残れないということなのでしょうか。

置きにいった感じのミッキーロケットとの馬連ワイドは大失敗。ここは反省です。

各馬回顧

1着07パフォーマプロミス

ゲートから積極的に出していき、ロードヴァンドールの直後を確保。

スローで淡々と流れる中でロードヴァンドールの直後の位置をずっとキープし直線へ。

直線では前のガンコの外に出そうとしますが、その外にいたミッキーロケット壁になり、最速地点でのL2では前が塞がってしまいます。しかし、ガンコが内のロードヴァンドールに併せにいったのと、ミッキーが外によれたことで200m辺りで前が空きます。

L1地点では一番の伸びを見せ、ゴール前でロードヴァンドールを捕らえて重賞初勝利となりました。

これまで1000万・1600万と低速持続戦で勝ちあがっており、高速馬場に不安がありましたが、超スローでも11.4までしかトップスピードが上がらない馬場が向きました

ポジション取りに関しては、デムーロ騎手の大ファインプレー。ペースが上がらないことは明白だったので、スタートから積極的にポジションを取りに行き、おそらく狙い通りの位置をあっさりとれたことで仕事はほとんど終わっていたのでしょう。この日のデムーロ騎手は、勝負になるポジションの読みが冴えわたっていました。

パフォーマプロミスについては、先行できるようになってからは戦績が安定していますが、高速馬場瞬間の反応面については課題が残ったまま。

高速馬場に関しては、レコード決着だった16シンガポールターフクラブ賞で大敗しており、それ以来は比較的時計がかかる馬場でのレースが多いため、まだまだ過信できません。

瞬間の反応勝負となったのは17緑風Sくらいですが、2着ながら勝ち馬リッチーリッチーに離されています。

逆に時計がかかる馬場なら、ある程度幅広い展開に対応できています。今回はハンデ差もありましたが、6歳馬ながらキャリアが少なくまだまだ上積みも見込めます。

次にどこを使ってくるかはわかりませんが、時計がかかりそうな条件なら信頼してもよさそうです。

今回はペースも遅く前半から前にとりつけましたが、そこまでテンから素軽いタイプではないので、長距離戦で見てみたい1頭。

時計がかかる長距離戦ということで、阪神大賞典などは面白そうですね。

2着02ロードヴァンドール

内枠でスタートが心配でしたが、しっかりとゲートを決めてあっさりハナへ。

そこからは4コーナーまでスローで淡々と刻みます。

直線の反応はそこまで鋭くなく、直線でガンコに一旦迫られます。これをなんとか振り切ったか、というところでパフォーマプロミスの強襲を受けました。

直線までマイペースもマイペースで進められたので、距離の不安も全く出ませんでした。

これまでの重賞戦線での好走内容と同様、直線までためてL2最速戦に持ち込んでも瞬間の反応が優れているわけではないので、瞬発力に長けた馬には早い段階で並ばれてしまいます

しかし、切れがない分スローなら最後まで11.5前後の中間速を使い続けられる馬。今回も、ガンコとの比較では、瞬発力で劣ったものの持続力で振り切った感じ。

ただ、この競馬だと最後に何かにやられてしまうんですよね・・・。基本的に末脚に関しては、加速力・持続力ともにオープンクラスでは劣勢なので、序盤のポジション取りを活かしてなんとか粘り込む形に持ち込むしかありません。

1000万勝ち・1600万勝ちがいずれも京都2000内回りですが、L3最速戦。溜めると直線で末脚の甘さが出てしまうので、早めスパートで前半のポジション差を最大限活かした競馬をしたほうが勝つチャンスは増えそうです。

今回に関しては距離不安があったので、この競馬でしょうがないと思いますが、中距離の1周戦でスローからの早めスパートでの競馬を見てみたいですね。

3着09ガンコ

序盤は2番手をキープ。4角での手応えはかなりのもので、直線ではロードヴァンドールに並びかけるとような反応をみせます。

しかし、L1ではジリジリとした脚になってしまい、外から伸びたパフォーマプロミスにも交わされての3着まで。ただ、芝の中長距離2戦目で重賞3着ですから大健闘といえます。

前走の江坂特別では大逃げ馬にただ1頭ついていき、12.1-11.6-11.3-12.4とL2高速超失速戦で完勝。前半からそれなりに追走しても、ラストスパートで一瞬鋭い脚を使えるのがこの馬の武器なのでしょう。

今回もL2地点での鋭さは上位3頭の中では一番でした。ただ、まさに一瞬の切れといった感じで、長く高速上がりを繰り出せるわけではありません。

先行して鋭い一脚を使えるのは、基本的にはメリットの方が大きいです。自らペースをコントロールしたうえで、直線でさらに突き放す競馬ができれば後続はなかなか簡単には差し切れません。

今回も4着以降には大きく差をつけたように、芝転向後いきなり重賞でもやれるところをみせました。自己条件にもどって、今回同様の長い直線コースで直線まで我慢できればあっさり通過できそう。

オープンクラスでも十分にやれる能力と武器を持つ馬だと思います。これはこのレースで評価を大きく上げました。

その他の馬

4着ミッキーロケットは懸念のスタートを上手く決めましたが、それで満足して4番手集団に控えたことが結果的に仇になってしまいました。

ただし、ラップ的には金鯱賞や京都大賞典のことを考えるともう少しは伸びても良かったはずで、いまいち伸びきれなかったのは状態面に問題があったのかもしれません。

7着モンドインテロはもっと上がりがかかるレースで、低速の持続戦・失速戦になった方がいいタイプ。単調な前残りのスローペースでは厳しいです。昨年3着時は60.2-24.6-60.9で平均ペース。もっと長い距離だとスローペースでも、上がりでトップスピードを問われづらいのでいいですが、この距離だと昨年くらいは流れてくれないと難しいところがあります。

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