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2018AJCCレース回顧

アメリカジョッキークラブカップはダンビュライトが2馬身差の快勝。ついに念願の重賞制覇を成し遂げました。

4歳世代の勢いはとどまらず、今回も1着ダンビュライト・2着ミッキースワローとワンツー決着。クラシック路線で活躍した馬達の好走で、またこの世代のレベルの高さを証明した形です。

ダンビュライトは最強の1勝馬としてクラシックに皆勤。世代間での戦いでは勝ち切れませんでしたが、古馬混合戦に混じってからは2戦2勝。3歳時とは打って変わって勝負強くなっており、この快勝がクラシックでかなわなかった馬達への反撃の狼煙となるでしょうか!?

レースラップから振り返り、上位馬およびその他の注目馬の今回の走りを評価していきます。




レースラップ

12.8-11.2-12.3-12.5-12.5-12.0-12.2-11.8-11.8-12.1-12.1

(61.3-12.0-60.0=2:13.3)

最速地点 最高速度 失速度合
L4 低速 持続

ミッキースワロー・マイネルディーン以外は揃ったスタート。直線部分では出方を互いに伺うような形でダンビュライトが前に出ますが、外から行き脚がついたマイネルミラノがコーナーでハナを取り切ります。

1000m通過まではマイネルミラノ・ダンビュライトにトミケンスラーヴァを含めた3頭が先行してやや縦長の隊形でしたが、1000m辺りで外からダンビュライトがマイネルミラノにプレッシャーをかけにいき、これに呼応してマイネルミラノがいつものロングスパートを開始させます。

しかし、今回はスタートからハナに立てたこともあって、一気にスパートをかけるというよりはジワジワとスピードを乗せて後続を引き離す競馬に。福島記念~中山金杯の3戦は、1000m付近で11.5より速い高速ペースでのロングスパートになっていましたが、今回は最速のL4地点でも11.8と低速で後続を引き離すことに成功します。

ロングスパートにダンビュライトは反応し、一定の距離を保ちながらの追走になりますが、トミケンスラーヴァは控え、3番手以降と前2頭との差が3コーナーの地点では大きく開きます。

3コーナーで後続勢からミッキースワローとディサイファがマクリ気味に進出。しかし、4コーナーを抜けた地点でも前2頭とは2~3馬身差の距離があります。ダンビュライトは馬なりでマイネルミラノの直後まで進出し直線へ。

残り200でマイネルミラノを捕らえたダンビュライト。そこからもバテずに伸び続け、追いすがるミッキースワローとの差が縮まらないままゴールまで走り続けました。最後は2馬身差の快勝で、嬉しい初重賞制覇となりました。

マイネルミラノが出走するレースは、マイネルミラノの動き次第でペースが変わってきますが、今回はハナを主張できるメンバーだったので、久しぶりに先頭でロングスパート戦に持ち込めました。

その結果、前半はややスローで抑えながらも低速のロングスパートで後続を引き離すことができました。マイネルミラノが無理せずにスパートを打てたこともあり、見た目以上に楽なペースで前2頭は後続との貯金を作ることに成功しました。

これくらいのバランスなら、最後まで脚をもたせることは可能。ダンビュライトとマイネルミラノが無理のないロングスパートになったため、後続勢はなすすべのない競馬になってしまいました。

予想結果

馬名 結果
ショウナンバッハ 5番人気6着
レジェンドセラー 4番人気7着

AJCCの予想公開記事はこちら

マイネルミラノのスパートペースを完全に読み違えました。

ここ数戦の内容から無理気味のまくりになると考えて、中団以降のバテ差し狙いだったのですが、完全にすっぽ抜けた感じ。

マイネルミラノレースは難しいです・・・。下手な読みを入れると予想が崩壊していまいます、今回の結果のように。

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各馬回顧

1着07ダンビュライト

ミルコマジックというべき完勝でした。

スタート直後からペースが遅くなると判断して、ハナに立つのも辞さない先行から終始マイネルミラノに合わせる競馬。

特にマイネルミラノがスパートをかけた地点で、そんなに速くないと判断して離されすぎない位置をキープし続けたのはさすがの一言。

4コーナーの手応えの時点で、これは勝ったな・・・と思いました。

ダンビュライト自身については、皐月賞・サンタクロースSとL3高速持続戦で好走しており、ある程度スピードが出るレースでの持続力が一番の持ち味。

今回は距離や馬場の関係で低速持続戦でしたが全く問題なく、最後までバテずに脚を使い切りました。この辺は、今回で幅を広げたといえます。

瞬発力勝負よりは、長く脚を使うレースになった方がいいのは間違いありませんが、ここにきて勝ち味に遅い馬が2連勝。ルーラーシップ産駒は晩成傾向にありますので、これから力をさらにつける余地があります。

中山・阪神内回りとコーナーでスムーズに加速できるのも強みなので、小回りコースの1周戦ならかなりいいところまでいきそうです。

2着03ミッキースワロー

道中は後方からでしたが、残り800の手前辺りから早めに進出を開始し前に詰め寄ります。4コーナーではダンビュライトの2~3馬身差まで詰めて直線に入りますが、そこからはジリジリとしか伸びず、なんとかマイネルミラノを交わして2着は死守しました。

この馬の好走は少し意外でした。強烈な瞬発力が武器の馬で、その分長い脚は使えない馬。

そのため、早めにペースが上がりそうな今回は厳しいと思っていましたが、早めに脚を使いつつも最後までなんとか走り切りました。

ラスト200の脚はダンビュライトと一緒だったので、やはり持続力に関してはダンビュライトの方が上ですが、この馬なりの成長が見て取れました(京都新聞杯のレースを観ると、最後ははっきり止まってしまっていました)。

横山典弘騎手の判断の良さもありましたが、ミッキースワローの能力も上がっているのだと思われます。もっとスローで一団の競馬が見込める際には強く買いたいです。

3着09マイネルミラノ

ここしばらく苦戦が続いていましたが、1年半ぶりに重賞で馬券になりました。

やはり今回は、この馬のテンのスピードでもハナを取りきれたのが大きかったです。2000ではどうしても行き切れなくなってきているので、現状はこれくらい距離があった方がよいのでしょう。

ロングスパートに関しても、ここ3戦は11.5前後のスピードでまくっていっていましたが、これだと少し速すぎるようです。16函館記念や17福島民報杯、そして今回と低速ロングスパートで後続を引き離せる形がベスト。

これからも条件は選ぶでしょうが、強烈な個性を持った馬なので噛み合えばまだまだ怖いです。

その他の馬

◎6着ショウナンバッハは先行しましたが、内で脚を溜めている間にマクリ勢に先に行かれて結局追いつけず。先行自体は無理のないものでいい作戦だったと思いますが、積極的に動けなくなってしまったのが裏目に出てしまいました。そもそも5番人気で買うような馬ではなかったです・・・。

◯7着レジェンドセラーは最内からゴールドアクターを目標にするような競馬でしたが、完全にあてが外れました。3コーナーで追い出しを待たされて、結局4コーナーでは大外に。ロスが多い競馬になってしまい、流れを活かせませんでした。ロングスパート戦自体はいいと思いますが、京都・阪神の外回りや東京のようなノビノビ走れるコースの方がよさそうです。

11着ゴールドアクターに関しては、武豊騎手のレース後のインタビューでも脚元に問題があったようで、立て直しに時間がかかりそうです。

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コメント

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