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2018年6月2日新馬戦レビュー(阪神5R・東京5R)

 先週から2018-19世代の新馬戦が始まりました!

 更新が止まっていたこのブログですが、毎週の定期企画として2歳戦のレースラップ分析を行っていこうと思います。

 基本的にはレースラップと簡単なレース展開、勝ち馬と次走注目馬について各レースごとに振り返っていきます。

 2018年6月2日は東京と阪神で1鞍ずつ新馬戦が行われました。今年最初のJRA新馬戦となる阪神5Rは、2世代目となるオルフェーヴルの仔が、早速デビュー勝ちを収めました。

 初年度産駒は打率の低さが目立ったとはいえ、牡馬でエポカドーロ、牝馬でラッキーライラックと世代のトップクラスを輩出したオルフェーヴル。

 レッドリヴェール、ケイアイノーテックと2頭のG1馬が巣立った阪神最初の新馬戦での勝利は、今年のさらなる飛躍につながりそうですね。




6月2日阪神5R(芝1600m) 勝ち馬ジャミールフエルテ

12.9-11.3-12.1-12.5-12.4-11.2-11.8-11.7 (48.8-47.1=1:35.9)

最速地点 最高速度 失速度合
L3 高速(11.2) 持続(0.5)

 新馬戦らしいそろっとしたスタートでしたが、01番リゲインが好スタート。これが逃げるかと思いましたが、押して二の脚がついた02番ファビュラスギフトがハナを取ります。

 道中は新馬戦らしく、折り合い重視の緩い流れに落ち着きます。4コーナーから逃げたファビュラスギフトが早めに仕掛け、直線入口では後続に2馬身のリードをつけます。

 粘るファビュラスギフトに迫ったのは、スタートで遅れ後方からの競馬となった03番ジャミールフエルテ。コーナーでインをつき、直線でも最内から狭いところを割ってきます。残り200で前を捕らえると、坂でもスピードが落ちず、外から追い込んできた04スマートユニバンスを退けての新馬勝ちとなりました。

 4コーナーから直線入口にかけてが速くなる、L3最速戦の競馬でした。L1地点で再加速となっているのは、ちょうど残り200でジャミールフエルテが逃げ馬を交わしたため、L1地点が完全にジャミールフエルテのラップになっているためです。

 L4からL3にかけて一気にスピードが上がっていますが、超スローで追走が各馬楽だったので、この地点で遅れた馬は1頭を除きいませんでした。

 よって、この地点での瞬発力勝負とはならず、L3地点から速い時計が刻まれた中で、ラストまでトップスピードを持続させることができるかが勝負を分けたポイントです。

 夏の阪神開幕日での新馬戦は、2012年から毎年1600mで行われていますが、これまでで最速の1分35秒台の勝ち時計が出ています。

 ただし、今までは前半1000mが速くても63秒台という超々スローペースのレースしかありませんでしたが、今年は前半1000m通過が61.2と、この時期の新馬戦にしては流れました。

 前半のペースや、出し切る流れになったことを踏まえると、全体時計は可もなく不可もなくといったレベルでしょうか。この時期にそれなりのペースを経験できたことは大きいですが、諸手を挙げて評価するレベルではありません。

1着03ジャミールフエルテ

 スタートはよくなかったですが、道中のペースも緩く馬群の後ろに取りつく競馬となりました。開幕週の馬場でしたので、ロスなく最内を通せたのは大きかったですが、直線でフラフラしていたスマートユニバンスにぶつけられながらも、ひるまずに内に突っ込んでいけたように、大人びた競馬ぶりが印象的でした。

 上がりとしては、瞬発力よりもトップスピード持続力の高さを示した形のレースでした。直線では前を向いてからは、じわじわと前との差をつけ、抜け出してからもスピードを落とすことなく走れていました。当然、新馬戦はスローですので、もっと流れた時にどのように対応できるかが課題ですが、11秒台前半を3ハロン持続させるだけの能力は持っています。

 コーナーで内々をついて進出できたことも踏まえ、昨年もオルフェーヴル産駒が勝った札幌2歳ステークスなどで見てみたいですね。

次走注目馬

 2着スマートユニバンスは、直線を向いたところで内に激しくささりました。立て直してからはスムーズに進路を取れましたが、L2地点での加速度でジャミールフエルテに後れを取りました。L1地点では一番伸びていたので、エンジンがかかればというタイプなのでしょう。スローでの取りこぼしが怖いタイプに見えます。

 3着リゲインはゲートがよく道中も落ち着いて走っていたように、完成度が高そうなタイプ・・・にゴール前までは見えたのですが、残り200で急に口向きが悪くなり、騎手がかなり追いづらそうにしていました。こちらは、スマートユニバンス以上に追い出してからモタモタしていましたが、だいぶしぶとく喰らいついていたように、ゲートを活かした逃げの手を見てみたいです。

 4着ファビュラスギフトは、ゲートは微妙だったものの二の脚よく先頭へ。直線で早めに仕掛けてL1地点までは粘りました。ラストは苦しかったとはいえ、そこまで大きく止まっていないので2走目での変わり身がありそうです。

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6月2日東京5R(芝1600m) 勝ち馬ジョディ―

12.9-11.8-12.4-12.4-12.2-11.5-11.4-11.3 (49.5-46.4=1:35.9)

最速地点 最高速度 失速度合
L3 高速(11.3) 超持続(0)

 スタートを決めたのが、03番ジョディ―と10番ジユウノメガミ。逆に、04番チャーチルクイーン、06番ナミノハナ、11番クイーンズテイストが出遅れました。

 内からジョディ―がハナを取り、二の脚が利いた07番ナーゲルリングが2番手に。スピード不足のジユウノメガミ、ナミノハナを除く9頭が一団でレースを進めます。

 コーナーで05番クリスタルニキータが遅れ、残りの8頭がひと固まりで直線に入ります。ジョディーは持ったままで、坂を上ったL2地点まで待ってから仕掛け始めます。3列目の外から競馬を進めた09番ウインゼノビアが差を詰めますが、1馬身半くらいから全く追いつかず、ゴール前で逆にジョディーが突き放して新馬勝ちとなりました。

 前後半のバランスを見ていただければわかるように、はっきりとしたスローで直線だけの勝負でした。最後まで加速するラップとなっていますが、ジョディーがかなりの余裕を持った仕掛けで、直線入口でも超高速馬場の中で11.5までしかスピードを上げていないので、ラストも失速しなかったのでしょう。

 このペースで、ゴール前はかなりばらけたようにメンバーレベルに疑問符がつきます。翌日のマイルの新馬戦が好時計だったこともあり、どうしても見劣りしてしまいますね。

1着03ジョディー

 新馬戦特有の流れになったことで、ハナを取りながらも超スローでレースを進められました。手応えに余裕があったこともありますが、仕掛けのタイミングもかなりギリギリまで我慢できました。

 最後まで止まっていないのは立派ですが、馬場状態を考えるとそこまで速い上がりを刻んだわけでもありません。今回のメンバーには完勝でしたが、メンバーレベルも(現段階の能力では)低いので、次に人気するようなら疑ってみたいです。

その他の馬

 正直に言えば、次走で買いたい馬も少ないです。

 2着ウインゼノビアは、走った距離がジョディーより長いとはいえ、最後は突き放されてしまいましたし、このペースなら33秒台で上がりたかったです。

 3着クイーンズテイストも、出遅れから挽回しましたが、4着以下があまり強くなかった気がします。こちらはウインゼノビアとも大きく差をつけられましたし、翌日の新馬戦の2,3着と比べると大きく見劣ります。

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